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陰部のズキズキとした痛みの正体とは?【婦人科医が解説】

ズキズキと痛む陰部。

デリケートな部分なだけに、誰かに相談することが恥ずかしいと悩みを抱え込んでしまう女性は少なくありません。

しかし、放置しておくと痛みが悪化したり、思わぬ病気が隠れていたりする可能性があるため、できるだけ早く受診することが大切です。

本記事では、陰部がズキズキと痛む原因と対処法について詳しく解説します。

あわせて、女性特有のデリケートなお悩みを専門とする咲江レディスクリニックが、陰部のズキズキとした痛みに対して行う治療法もご紹介します。

この記事を通じて、陰部の痛みに関するお悩みを誰にも相談できず、辛い日々を送っている方の参考になれば幸いです。

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陰部のズキズキとした痛みの原因

陰部のズキズキとした痛みの主な原因として、感染症や炎症、神経の異常や機能的問題などが挙げられます。

原因ごとに、考えられる疾患をご紹介します。

感染症や炎症による痛み

感染症や炎症が原因となっている場合、外陰炎や膣炎(カンジダや細菌性膣炎など)、性器ヘルペスといった疾患が考えられます。

神経の異常や機能的な問題による痛み

陰部神経痛や骨盤底筋の過緊張(慢性骨盤痛)など、神経の異常や機能的な問題によって陰部がズキズキと痛むことがあります。

外的な刺激やその他の要因

何かしらの刺激などによって接触性皮膚炎(いわゆるかぶれ)になってしまった場合も、陰部に痛みを伴うケースがあります。

陰部のズキズキとした痛みを感じたときの対処

陰部がズキズキと痛む原因はさまざまですが、痛みが続くと私生活にも支障が出てしまいますよね。

そこで、陰部に痛みが出た場合の対処法をご紹介します。

刺激や摩擦を避ける

陰部に痛みが生じているときに強い刺激や摩擦を与えてしまうと、症状が悪化して痛みが強くなってしまう可能性があります。

刺激や摩擦を避けるためも下着の素材を柔らかいものに変更し、陰部を洗いすぎないようにしましょう。

またトイレの後も摩擦による刺激を与えないよう、トイレットペーパーを優しく押し当てるように拭くことを意識してください。

乾燥を防ぐ

痛みがあるときに陰部が乾燥した場合も症状を悪化させる可能性があるため、デリケートゾーン専用の保湿クリームを塗って乾燥を避けるようにしてください。

保湿クリームを塗るときは、清潔で肌があったまっているお風呂上がりのタイミングで塗ると保湿成分が浸透しやすいのでおすすめです。

長時間座った姿勢でいるのを避ける

デスクワークをしているなど、長時間座っていると圧力によって痛みが増す場合があります。

こまめに立ち上がったり、硬い椅子であればクッションを敷くなど、できるだけ陰部に負担がかからないような工夫をしましょう。

ストレッチや鍼灸等で骨盤底筋の緊張をほぐす

痛みの原因が神経の異常や機能的な問題だった場合、ストレッチや鍼灸などで骨盤底筋をほぐすことで症状を緩和できる場合があります。

ただし、原因によってはかえって悪化することがあるため、原因を自己判断して行うことはせず、まずは専門医を受診するようにしてください。

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陰部のズキズキとした痛みで注意すべき兆候

陰部のズキズキとした痛みを放置した場合、悪化しているだけでなく思わぬ疾患が隠れている場合があります。

特に次のような症状がある場合は楽観視せず、早めに専門医を受診するようにしてください。

  • 痛みが悪化・持続する場合
  • 発熱、悪寒がある場合
  • おりものの色や量、臭いに異常がある場合
  • 外陰部に水ぶくれや潰瘍、できものがある場合
  • 市販薬やセルフケアで症状が改善しない場合

咲江レディスクリニックでの陰部のズキズキとした痛みに対する治療

咲江レディスクリニックでは、まず外陰部や膣の視診等で感染症や炎症がないかを確認させていただき、もし発見されればそちらを診療し、あわせてマッサージやストレッチ、生活習慣の見直しなどを指導させていただきます。

ある程度治療を続けても膣前庭部の炎症に改善がみられなければ、レーザーや高周波による施術をさせていただきます。

陰部の痛みの原因や状態は患者様一人ひとり異なるため、まずは患者様の症状を丁寧に診察し、痛みを解消して快適な生活へ戻っていただくためのお手伝いをさせていただきます。

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まとめ

女性特有のお悩みにはいろいろなものがありますが、なかでも陰部に関するお悩みは特に周りへ相談しづらいですよね。

このように、陰部が痛いにもかかわらず誰にも相談できず悩みを抱え込んでいる方は、まずはお気軽に咲江レディスクリニックへご相談ください。

婦人科を専門に、35年にわたって多くの患者様に寄り添ってきた院長がしっかりとお話を伺い、明るく素敵な日々を過ごしていただけるようサポートさせていただきます。