咲江レディスクリニックでは、低用量ピルに変わる避妊方法として、避妊インプラントの埋め込みを行っております。
本記事では、実際に当院で施術を受けていただいた方に、避妊インプラントを検討し始めてからと、実際に埋め込んだ後の数週間についてお話を伺いました。
以下、見出しが当クリニックからの質問、本文が患者様のご回答となります。
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PMSでピルを飲んでいましたが、定期的に病院に行かなければならず、病院に行くための時間の確保に苦労していました。
それから、ピルを途中で切り替えた際にピル専用のアラームアプリをやめたことで、ピルの飲み忘れが多くなってしまったことも、他の避妊方法を検討し始めた理由の一つです。
出かける際にピルを持って行くのにシートごと持って行く必要があり、出かけ先で失くす心配から解放されたいというのもありました。
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海外(北欧)にいる友人がインプラントを入れており、ピルよりも楽で飲み忘れもなく安全に避妊ができることや、数年間は避妊効果があることなどの話を聞いていたため、ある程度どのようなものかは知っていました。
どこかのタイミングでピルから切り替えたいと思っており、色々な病院を探していたが、自宅のある住んでいる名古屋ではない都市圏だったり、費用が高かったりして、なかなか切り替えが難しかったんです。
咲江レディスクリニックは他と比べてかなり安く、ピルを1年間購入する場合と比較してお得だったため、費用が決め手になりました。
また、韓国やタイなどでできることも知っていましたが、万が一挿入のトラブルなどがあった場合に、また海を渡るのはコスト的にも時間的にも無理があると思い、海外でというのは選択肢にありませんでした。
実際のデバイスを見せてくれたり、挿入する腕の位置をマーカーで書いてくれたので、どこに入れるかわかりやすかった。

画像検査はありませんでしたが、挿入後にきちんと入っているか触診してもらえたので、安心感はありました。
流れとしてはこんな感じだったと思います。
インプラントのデバイスを見せてもらったときは太い針が見えたので心配でしたが、局所麻酔時にチクっとした痛みがあったのみで、実際に入れる際には痛みは全くありませんでした。
挿入はすぐに終わったのですが、出血がかなりあったようで、止血に時間がかかった印象です。透明のバンドエイドを貼って終わったので、所要時間は数分程度だったと思います。
同意書にアルコール摂取と運動の禁止があったため、それらを守り、入浴についてはシャワーのみで安静に過ごしました。
ピルの実薬が終わってからの挿入で出血が続いていたため、当日と同じく安静にして過ごしました。翌日からは入浴を再開しました。
クリニックで貼ってもらったバンドエイドを外して、市販のバンドエイドを貼って過ごしました。挿入したところの傷がまだ残っていたため、バンドエイドはしばらく貼り続けました。
傷が残っていないことを確認し、市販のバンドエイドも貼らなくてよくなりました。
挿入した初日は出血がありましたが、その後の9日間は点状出血でした。しばらくして出血はなくなりましたが、挿入してから25日後に9日間、再度点状出血を確認しました。
ただし、前の時と比べて出血量自体は減っていました。挿入初日以外はナプキンが1日1枚で済む程度で、ピルの休薬期間時の出血と比較して少ないです。
1回の費用は6万と高額に思えますが、避妊インプラントの効果は3年持続するとされるため、3年間のピル購入費用(半年に1回は検診と採血あり)が7~8万円することを考えると、だいぶ安いなという印象です。
忙しくて定期的に病院に行くのが難しい方やピルの飲み忘れが多い方、ピルの休薬期間中が辛いという方には特におすすめです。
薬を飲む必要がなく、定期的に病院に行く必要がないため、とても楽にPMS治療を継続できます。
また、休薬期間がないため、ずっと安定した体調が続き過ごしやすいことも嬉しいポイントです。
ご予約はこちらからこのたびは長年のお悩みを咲江レディスクリニックへご相談いただき、また、本記事の作成にご協力くださり、誠にありがとうございました。
生理痛がひどい方や、PMSの症状に悩まされている方にとって、ピルに代わる新たな選択肢として、避妊インプラントが検討されるきっかけになったと思います。
補足として、避妊インプラントのメリットとして埋め込み後に定期的な検診が必要ないことが挙げられますが、子宮頸がんや乳がん検診は毎年1回は必ず行い、がんがないか確認してインプラントを継続してください。