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婦人科の診療について、よく耳にする言葉をご紹介いたします。
不安に思うこと、気になる言葉など、ご参考にしてください。
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子宮にできる良性のこぶで、筋腫のできる原因は不明ですが、発生する場所(ショウ膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫)によって症状が違います。
ショウ膜下筋腫といわれる子宮の外側にできる筋腫は月経痛や過多月経といった症状はあまり出ませんが、大きくなると圧迫症状(下腹部膨満感、頻尿)がでてきます。ショウ膜下筋腫の場合は、大きくなって圧迫症状が出るようであれば治療の対象となります。
筋層内筋腫は子宮の筋肉の中にできる筋腫で、過多月経や月経痛を引き起こすことがあり、症状が強い場合には治療の対象となります。
粘膜下筋腫は子宮の内側に発生する筋腫ですが、これは小さいものでも過多月経や不正出血の原因となります。
筋腫があまり大きくなく、症状もなければ超音波などで経過を観察するだけでよいのですが、圧迫症状が強かったり月経痛が強すぎる場合、月経量が多く貧血になってしまう場合には治療の対象となります。
■治療 薬物療法と手術療法があります。
症状があるけれどもそれほど強くない場合や大きさが大きすぎない場合には薬物療法の対象になります。治療薬には女性ホルモンを抑えるGn-RHアゴニストやダナゾールという薬を使います。薬の副作用にはGn-RHアゴニストでは更年期症状(ほてり感、動悸など)、ダナゾールではにきび、肌荒れ、体重増加といった副作用があり、副作用が強すぎる場合には中止する必要があります。また、粘膜下筋腫のある方にGn-RHアゴニストを投与した場合に、ホルモンの作用で投与開始後に大出血を起こすことがあるため、粘膜下筋腫の方には使用しません。
症状が強い場合や大きさが大きすぎる場合には手術療法の対象になります。手術には腹式子宮全摘出術といってお腹をあけて子宮をとる場合と、膣式子宮全摘出術といってお腹をあけずに膣の方から子宮をとったり、今後お子さんを作られることを考えているかたには、子宮筋腫核出術といって子宮筋腫だけをとる手術があります。
どの術式を選択するかは、子宮の大きさや癒着の程度などで決めていきます。
最近ではかなり大きい子宮筋腫でも、手術前にGn-RHアゴニストを使って子宮筋腫を小さくしてから腹腔鏡を併用して膣式で子宮をとるという方法も増えてきています。
基本的に子宮筋腫は悪性の病気ではないため、どの方法をとるかはよく主治医と相談してから治療法を決めて下さい。
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