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| 産後の『おしも』について |
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お産の時の会陰切開ってとても衝撃的ですよね。私もいざ自分がお産をする立場になると、陣痛ってこんなに痛いの?とか、ホントにおしもを切る時ってジョキジョキっていうんだ〜といまさらながらびっくりしたものです。
産婦人科の外来で患者さん達とお話をしていると、赤ちゃんを育てていてセックスするような余裕がない、する気にもならない。お産の時の会陰切開のあとがどうしても気になる、どうしても傷跡のところがひきつれてしまって痛い、何となく自分の体に自信がないーなどなどを耳にします。
こうやって人に相談する機会があるひとはまだしも、赤ちゃんがまだ小さくてうつうつと一人で悩んでいる人もいるかも知れません。 いままでいろいろな患者さんの診察をしてきてみたところ、さすがにお産の直後の女の人のおしもと、今まで子供を生んだことがない人のおしもでは、さすがにまだ子供を生んでから間がないので、やはりおしもの状態はちがうようなかんじがします…。
でも、半年もすればずいぶんとおしもの状態も回復し、子供を生んだことのない人との差もあまりないような状態に戻ります。 それでもなかにはおしもの傷あとがどうしても苦になって産婦人科を受診される患者さんが時にいます。見た目や診察した加減は問題ないのになあと思うのですが…。
よくよく話を聞いてみると、お産の時に恐ろしい思いをしたとか、お産の時の「じょきじょき」っという音が耳について忘れられないとか、お産のあとに産婦人科のお医者さんから「ひどい傷だねー」などという心無い発言があったりとか、夫から心無い発言があったとか、立ち会い出産で夫が出産シーンを見てしまってからその気にならない。などなどお産の傷が心のトラウマとなっている場合が案外多いようで、実際に診察して何か差し障りがあるような人はほとんどいません。
なかには直腸膣瘻孔といって、直腸と膣に交通ができてしまいお産後にトラブルを起こすこともありますが、ごくごく稀なことです。
また、お産のあとに子宮が下がって膣から出てしまうこともありますがこれもお産後1ヶ月以内にはほとんど元に戻ります。 しかしながら、実際私もお産のあとに感触がかわったものかどうか疑問に思ったので夫に聞いてみましたが、はっきりとしたコメントはいただけませんでした。 愛があればいいのかなと思いつつも、子供を生んで余裕のない状態でなかなか愛を確認する余裕もないしな〜などとも思いますし。
産婦人科医師から見た、お産のあとのおしもの状態はそれほどお産の前と変わりはないと思っていますが、男性の見方はどうなんでしょうか?
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