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| ●育児の気がかりQ&A |
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赤ちゃんを育てていると、ちいさな疑問が次々と出てくるものです。聞きたいけど、病院へ行くほどのことでもないし…。そんな疑問に医師の立場からお答えします。
今回は母乳の相談です。
■母乳が出ません
もっと楽におっぱいをあげましょう!
お母さんが無理な姿勢でおっぱいをあげていたり、乳首が傷ついていたりすると、どうしても授乳時間を制限することになり、その結果母乳が不足してしまいます。そのため、人工乳を足す→赤ちゃんに哺乳びんの乳首の吸いグセがつく→さらにお母さんの乳首を傷つける、という悪循環におちいりがちです。また、そのストレスで母乳の分泌量も少なくなってしまいます。
*お母さんが無理な姿勢をしていませんか?
→お母さんの背中や首は痛くないですか?赤ちゃんを抱く位置が下すぎて、お母さんが前かがみになったりしていませんか?ソファに座ったり、クッションを大いに多用し、赤ちゃんを胸の位置まで導き、お母さんにとっても楽な姿勢を探してください。
とくに低月齢では、まだ赤ちゃんが小さいので、どうしても前かがみになりがちです。クッションの上に赤ちゃんをのせるなどして、よりお母さんが楽できる姿勢を探してみましょう!お母さんが授乳に疲れてしまうようであれば、寝た姿勢での添い乳もよいでしょう。
*赤ちゃんが無理な姿勢をしていませんか?
→赤ちゃんにとって不自然な姿勢だと、赤ちゃんも落ち着いておっぱいを飲むことができません。授乳中に赤ちゃんが手足をばたつかせたり、乳首をはなしてしまったりする場合には、赤ちゃんにとって楽な姿勢をさがして体を動かしているのかも。
では、赤ちゃんにとって楽な姿勢とはどんな姿勢なのでしょう?おっぱいをあげるときは、赤ちゃんの顔がまっすぐおっぱいに向かっていること、赤ちゃんのからだがよじれていないことを確認して下さい。もし、自分がご飯を食べるとき。体がよじれていたり、顔だけ横を向いてご飯を食べるとしたらどうでしょう?とっても食べにくいですよね。赤ちゃんも大人と同じです。おっぱいが飲みにくければばたばたと手足を動かして、より楽な体勢を求めて動きます。赤ちゃんにとって不自然ではない姿勢でおっぱいをあげましょう。
■乳首が痛い、きれちゃった!
赤ちゃんの顔がおっぱいに対してななめになっていませんか?
赤ちゃんの吸いつき方がおっぱいに対してななめだったりすると、赤ちゃんが乳首を浅くくわえてしまい、乳頭がきれてしまうことがあります。もし、乳首が傷ついてしまったときは、傷ついている方の乳首から飲ませる時間はみじかめにして、交互に吸わせるのがよいでしょう。
そしてもう少し深くくわえさせてみて下さい。
また、乳首を消毒綿でふいて、その刺激で痛くなってしまうこともあります。乳首は母乳から分泌される分泌物によって守られているため、毎回消毒する必要はありません。
■授乳中のたばこ、だいじょうぶ?
できればひかえましょう。
たばこは母乳の出を悪くします。さらに母乳に移行して、赤ちゃんの不眠、嘔吐を起こすこともあります。赤ちゃんとお母さんの健康のため、なるべく控えるように努力してみましょう。
■授乳中だけど、どうしてもアルコールが飲みたいな…
たまにはOK!
お母さんが飲んだアルコールは母乳に移行します。とはいえたまにはお酒も飲みたいものですよね。
アルコールでリラックスできるのであれば、授乳が終わったあとかるく1杯程度ならよいでしょう。
■母乳中のダイオキシンのことが心配です
母乳をあげるスキンシップのメリットを考えて!
今のところ「母乳から赤ちゃんの体内に入るダイオキシンはあるが、授乳期間はみじかく、あったにしてもわずかな量なので、母乳から得られる栄養や免疫等のメリットのほうが勝る」とされています。赤ちゃんとのスキンシップなども考えると、わざわざミルクにかえる必要はないと思います。 |
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